『考える技術・書く技術』#1 問題とは、結果に対して満足できないから発生する。
登場人物の紹介
・ポム:いっつも最初に出てくるリンゴ。一人称は「僕」
・ 『まんがで身につく ずるい考え方』
→一人称は「彼」、著者は木村尚義さんである。
普段はこんな姿をしている。
参考資料・文献
木村尚義『まんがで身につく ずるい考え方』あさ出版
・『考える技術・書く技術』
→今回から登場する新しい本(キャラクター)。
著者はバーバラ・ミントさんである。
普段はこんな姿です。↓
この記事の特徴
・基本的にポムが本と会話をして、いろんな事を学ぶ様子が書かれている。
・大きい文字はポムと本の会話の内容を示している。
・この記事の書き方は、ブログの設立者であるVemstarによって、また変わる可能性がある。
レストランに着いた僕たちだったが、席が満席だった。
なので、僕たちは席が空くまで店の外で話すことにした。
「待ってる間に、『考える技術・書く技術』さんから、ロジカルシンキングのことを説明してもらったら?」
「席が空くまで、時間あるだろうし。」
「そうですね、待ってる時間がもったいないですので、少しだけロジカルシンキングについて話しましょうかね。」
「今日は、多くのアイデアの中から、実現可能なアイデアを1つに絞るために必要なロジカルシンキングの知識を話します。」
「ですが、その前に話しておくことがあります。」
「『ずるい考え方』、確認になるのですが、今日は、交差点で起きる事故の数を減らすにはどうすればいいか?という問題を解決するためのアイデアをポムさんと考えていたんですよね?」
「そうそう、それで絞ったアイデアを同じ研究仲間同士の話し合いで発表するんだ。」
「分かりました。ではまず、問題とはそもそも何かということを説明しますね。」
「問題というのは、実際に起きている結果に対して、私たちが満足していない、もしくは好ましくないと思っているから発生するのです。」
「問題を解決するには、私たちが望ましくないと思っている結果を、私達が望ましいと思っている結果にするにはどうすればいいかを考える必要があります。」
「ここまで良いですか?」
「何か、すごく当たり前のことを難しく説明されているような感じがするんだよな。」
「具体的な例を挙げて説明してもらう事ってできるか?」
「う~ん、具体的にですか...。」
『考える技術・書く技術」さんの説明はなんとなくは分かるが、『ずるい考え方』がいっていることもよく分かる。
ポムは今の状況を変えるには、自分が具体例を挙げて説明するしかないと思った。
(続く)
※今までの話は、全てカテゴリーの「ずるい考え方&考える技術・書く技術」にまとまっているので、そちらからご覧ください