Vemstar’s diary

読書のアウトプット

フランス語 単語の考察 #1pâté

 

 

はじめに

皆さんこんにちはVemstarです。今回はpâté というフランス語についていろいろ考察してみたいと思います。記事の概要の通り、pâtéはいろんな意味を持っており、理解が難しいのですが、この単語の意味をどのようなイメージで捉えれば良いのか、自分なりに考察した結果を話します。

pâtéが持つ意味

pâtéには主に次のような意味を持っています。

・パテ(肉や魚の)

・砂山

・ブロック

・インクのシミ

参考資料: クラウン仏和辞典(2015)

これで全てではないのですが、代表的なもの4つをあげました。

最初のパテ(肉や魚)はスペルを見ているとすぐに理解しやすいと思いますが、

faire un pâtèでインクのシミをつけるという意味にもなります。

かなり理解しづらいですよね。

これらに共通点はあるのでしょうか。

共通点は何か?

先ほど挙げた4つの意味ですが、私はある一つの共通点を見つけました。

それは4つとも「かたまり」であるということです。

そもそもかたまり(塊)とは固まっているもののことを指します。

パテは元々肉や魚を固めているものだし、砂山やブロックも形は様々ですが、一つに固まっています。

インクのシミもインクの液が一手に固まったものだと捉えると説明がつくのではないでしょうか?

pâtéをかたまり(塊)という意味で捉えるとどうなる?

pâtéはかたまりを表す単語と捉えると。次のようなことが分かります。

それは、フランス語を使う地域では、子供が塊をつくる遊びは砂遊びという認識であること。

Les enfants font des pâtés (子供達は砂遊びをする。)

という文を直訳すると(子供達は塊を作っている)となります。

このことから、フランス語を使う地域では砂遊びは、子供が塊を作る遊びだという捉え方をしているのではないかと考えることができるのではないでしょうか。

pâtéを子供達(Les enfants)という名詞で限定することで砂遊びという意味ができると私は考えています。

中には、インクのシミがつくは、faire un pâtèだからこの考え方は無理があると考える人も居ると思います。

しかし、実際に文章では、Je fais un pâté sur le papier.(私は紙にインクのシミをつける。)のようにインクのシミを具体的にどこにつけたのかを話すと思いませんか。

また、会話でもインクのシミがつくを単にJe fais un pâté.と表現するときは、その場にいる相手に自分がシミをつけたところを見せながら言うのではないでしょうか。

最後に

今回の私がした考察は必ず正解であるとは限りません。しかし、私はこのようなとらえ方をすることでpâtéの意味をスムーズに理解できました。もっとこういう風に考えれば良いのではと思った方がいたらぜひこの記事にコメントして欲しいです。

今回はここまで読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

 

共通点は何か?