Vemstar’s diary

読書のアウトプット

『ずるい考え方』#3 いつの間にか、彼は大声を出せば、僕が黙ってくれることを学んでいた。

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登場人物の紹介

・ポム:いっつも最初に出てくるリンゴ。一人称は「僕」

・ 『まんがで身につく ずるい考え方』

→一人称は「彼」、著者は木村尚義さんである。

普段はこんな姿をしている。

 

参考資料・文献

木村尚義『まんがで身につく ずるい考え方』あさ出版

 

この記事の特徴

・基本的にポムが本と会話をして、いろんな事を学ぶ様子が書かれている。

・大きい文字はポムと本の会話の内容を示している。

・この記事の書き方は、ブログの設立者であるVemstarによって、また変わる可能性がある。

 

 

「まずラテラルシンキングのやり方なんだけど......。」

「ないです。」

「ないです?」

「うん、ラテラルシンキングのやり方はありません。」

「ないわけないだろ、やり方がない思考法なんてこの世に存在するわけ......」

「ないもんはないんだよ!」

「あ....はい。」

「まぁ、ラテラルシンキングはやり方はないけど、コツはいくつかあるから。」

「まず最初のコツはとにかくたくさんアイデアを思いつくことです。」

「え?」

「え?ってちゃんと聞こえなかった?」

「いや、聞こえてるけど、それがコツなの?」

「そうだよ、まぁ大事なのは、とにかく前提を疑うことだね。」

「例えば、誰もが気軽に宇宙に行けるようにすればどうすれば良いか?をテーマにして、考えてみよう。」

「ポムだったら、どんなアイデアが思いつく?」

「たくさんの人が乗れるロケットを作れるように、ロケットを作る会社にお金を投資するとか?」

「でもそうなるとロケットを作るのに研究も必要だから、研究所にもお金が必要だな。」

「う~ん、思いつくことはできるけど、実現しにくいなぁ~」

「この場合、前提を疑うにしても、どんな前提があるのかも分かんないや。」

「前提を疑うのは簡単さ、僕だったら、こんなアイデアが思いつくよ。」

「例えば....。」

この次に彼が挙げたアイデアに僕はとんでもない衝撃を受けるのだった。

(続く)

※今までの話は、全てカテゴリーの「ずるい考え方」にまとまっているので、そちらからご覧ください

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